親不知はなぜあとから生えてくるのでしょうか?

親不知は、10代後半から20代前半に生えてくる歯です。
永久歯は、通常15歳頃までに生えそろいます。
なぜ親不知だけそんなに遅く生えてくるのでしょうか?
太古の昔、人間は木の実やシカなどの硬い肉を食べていたため、よく噛む必要があり今より顎が発達していて親不知が生えてくるスペースが十分あったんです。
ところが現代では、調理器具が揃い調理方法も焼く、蒸す、煮るなどして柔らかいものを好んで食べるようになりました。
そのため顎が小さくなってしまい、後から生えてくる親不知のスペースがなくなってしまったんです。
一番奥で歯ブラシは届かない上、斜めに生えたり半分しか出てこない歯が多くなり、その結果歯垢がたまりやすく虫歯になりやすくなったわけです。
親不知が生えかけた時、痛みや違和感を感じたらすぐに歯医者さんに行って診てもらった方がいいと思います。
仕事などですぐに歯医者さんに行くのが難しい場合は、痛み止めを飲む他、保冷剤や氷をタオルで巻いて頬に当てるなどして痛みを軽減して下さい。
歯医者さんに行くと必ず親不知を抜かれると思っている方もいるかと思いますが、治療してできる限り抜かないという歯医者さんもいますから1度聞いてみるといいですよ。